ムーミンパパ55のプラモデル紹介

私が製作したプラモデルを紹介するブログです。

ムーミンパパ55のプラモデル紹介(5) ノイシュバンシュタイン城の製作(童友社 1/220)

  • ムーミンパパ55です。筆者は現在、「F-15Jイーグル(タミヤ製、1/48)」を製作中です。F-15Jイーグルが完成するまでの間、これまでに製作してきたプラモデルを紹介しています。前々回は姫路城を、前回は松本城を紹介しました。今回紹介するのは、童友社製 1/220スケールのノイシュバンシュタイン城です。

 

  • この城は壁が白く、優雅に見えることから白鳥城とも言われ、ドイツのロマンチック街道の終点にあります。筆者は20数年前、仕事でドイツに出張に行ったときに訪れたことがある懐かしい城です。

 

  • この城はドイツ・バイエルンの最後の国王ルドウィヒ二世が1869年から17年の歳月と巨費をかけて完成した城です。ルドウィヒ二世は19歳という若さで王位につきましたが、理想の政治が上手くゆかず、理想と現実の板挟みとなり、その苦痛から逃れるためにバーバリア・アルプスの山中に美しい城をつくることを思い立ったのでした。しかし、この城が完成してからわずか102日間この城で暮らしただけで、発狂という名目のもとに王位を追われ、その2日後に湖で水死体となって発見されたのです。このように、城の美しさとはうらはらに、悲劇の舞台となったのでした。

 

  • モデル製作に当たっては、城を訪れた際の写真をもとに門扉や屋根の色などを調合し塗装しました。また、鉄道模型ジオラマに用いられる素材を用いて樹木を作りリアル感を出しました。

 

 

  • 城を製作するにあたって、いつも気をつけるのは、石垣のリアル感をいかに出すかですが、ノイシュバンシュタイン城の場合は、幸いにもこれまで紹介してきた姫路城や松本城とは異なり、目立つ石垣は城の入り口の下の部分あたりしかありません。製作したモデルの写真を見て頂ければわかるように、石垣を暗めのグレーで塗り、表面を軽くやすりをかけることで凹部にグレーを多く残し、石の表面とのコントラストをつけて石垣らしく見えるようにしました。

城の正面入り口とその下の石垣

<完成写真>

 

 

 

 

 

 

 

 

城の中庭

 

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これまで3回にわたりお城を紹介してきましたが、如何だったでしょうか。次回は、現在、製作中の「F-15Jイーグルタミヤ製、1/48)」が完成していると思いますので、これを紹介しようと思います。どうぞお楽しみに。